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2013年11月01日

ビールの豆知識その3 生ビール?

ハイサイびっくりアイズのマスターですニコニコパー

昨日から雨が続いてなんだか湿った気持ちですが、まぁ、今日は金曜日!!すっきり爽快な生ビールでも味わいながら、気分を上げていきまぁ~すアップ

そうそうびっくり今日の豆知識はキラキラ 

「生ビールってなんだろう?」ってお話ですベー

生ビールっていうと、ビアガーデンや飲食店で提供されている、キンキンに冷えたジョッキに、ビールサーバーから注がれたビールってイメージが結構強いと思います。

確かにそれらは、発泡酒などを除いた大半は生ビールですGOOD

知ってました?日本の市場で流通している、大半の瓶ビールも缶ビールも生ビールです!!

ちなみに沖縄のオジー自慢のオリオンビールを例に挙げて説明しますと、オリオンビール主力のオリオンドラフトは、樽と瓶と缶にビールを詰めて出荷しますが、中に入っているビールは樽、瓶、缶ともに同じ生ビールです。

ビールの豆知識その3 生ビール?

初めてご来店されたお客さんにたまぁ~に、「生ビール」って注文されます汗

うちはタップビールが6~8種類と缶ビールを2種類扱っていますが、ほぼ生ビールなんで少しだけ困ります汗

あと

たまーにあるやり取りで、
お客さん(軽いビールある?オリオンビールは?) 
僕(在りますよ、缶からジョッキに注いでますGOOD
お客さん(生無いの生?)
僕(缶も生ですよ)
お客さん(・・・)

まぁ、時間があるときは張り切って説明させて頂いてます。(バタバタしてるときはごめんなさい)

生ビールについては勘違いされている方が結構多いと思います。

ので・・

なんで、こんな勘違いが未だにあるのか?

生ビールと語ると、経緯や論争が色々あって、説明するとまた長くなっちゃうので色々はしょっていきます!!

数十年前まで遡って、ビールは生ビールと加熱処理ビールの2種類がありました。(一応今もあるんですがベー

生ビール 加熱滅菌処理をしていないので、ビールの品質管理が難しく、賞味期限も非常に短かったので、輸送が容易で、樽を冷やす大きな冷蔵庫所有していて、ビールが痛む前に消費者に提供することができる、工場隣接のレストランやビアガーデン向けにに詰めて出荷していた。

加熱処理ビール 加熱によりビールに残留しているバクテリアなど殺菌したもの、品質管理も容易で賞味期限も長いので、瓶や缶に詰めて一般家庭向けにスーパーや酒屋などに出荷していた。

そうそう、ポイントはここで、昔は生ビールは飲食店でしか飲めない何だか素敵なビールハートそして瓶ビールや缶ビールはお家で晩酌用に嗜むビールおうち

その後、フィルター技術が飛躍的に向上した為、わざわざビールを加熱処理しなくても、味わいを保ちつつバクテリアなどを完全除去出来るようになり、徐々に加熱処理ビールの姿は市場から消えていきました。今では加熱処理ビールを探すほうが結構大変です汗

外(飲食店など)で飲む特別なビール、「合言葉は生ビール」みたいのが残ったまま、加熱処理ビールがフェードアウトしていったので、いつの間か
外(飲食店など)飲む素敵なビール=樽詰めのビールサーバーから注がれるビール=生ビールの形になっちゃったんでしょうねニコニコ

樽も瓶も缶も中身は一緒なんですけどねベー

さぁ~て、美味しい生ビールでも注いで飲みましょうか♪赤

かんばぁ~い♪

そうそう、

ちなみに、スーパーやコンビニなどで売っている瓶や缶の生ビールですが、いくらフィルター技術が向上したとはいえ生ものなので、保存は20度以下の冷暗所や冷蔵庫で保存するようにしてくださいね!!

痛むので!!











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Posted by I's Public Ale House at 21:22 │ビールの豆知識